ANAマイルにおすすめのクレジットカード 4選
2021/03/24
ANAマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカードを4枚ご紹介します!
ANAマイルを貯めるためのクレジットカード選びに大事なことは、
●マイルが高還元率のクレジットカードであること
●日常的に利用できる環境がそろっているクレジットカードであること
この2点です。
特に2つ目の「日常的に利用」という点では、電子マネーの対応がカギとなります。ただし、電子マネーチャージでマイルが貯まるクレジットカードは限られています。
日常的にマイルを貯められないと、マイルを貯めるのは一気に苦しくなりますから、よく利用する電子マネーチャージでマイルが貯まるかどうか、十分に確認しましょう。
目次
1.ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
2.ANA Visa Suicaカード
3.ANA Visa nimocaカード
4.ANA ワイドゴールドカード
5.10マイルコースに加入するべきかどうか
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
国際ブランド | JCB |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
ポイントの種類 | メトロポイント、OkiDokiポイント |
マイル還元率 | 0.5%(10マイルコース加入で1%) |
対応電子マネー | PASMO |
ANAマイルを貯めている人に不動の人気なのが「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」です。ANAマイルに交換できるOkiDokiポイントが貯まるとともに、メトロポイントが貯まります。
メトロポイントもANAマイルに交換できるため、ポイント二重取りでANAマイルが貯まりやすいんですよね!
また、PASMOチャージでもOkiDokiポイントが貯まります。
年会費や10マイルコース(=還元率1%)の移行手数料が安いのも人気の秘密です。10マイルコースの移行手数料はJCBの場合、年間5,500円。VISAは年間6,600円なので、JCBブランドを選ぶ人も多いです。
PASMOをよく使うとか、東京メトロをよく使う、ポイント二重取りしたい、また維持費を安くしたいならおすすめです。
ANA Visa Suicaカード
国際ブランド | VISA |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
ポイントの種類 | ワールドプレゼントポイント |
マイル還元率 | 0.5%(10マイルコース加入で1%) |
対応電子マネー | Suica |
Suicaをよく利用するなら「ANA Visa Suicaカード」がおすすめです。なぜかというと、Suicaチャージでワールドプレゼントポイントが貯まるからです(ワールドプレゼントポイントはANAマイルに移行することができます)。
VISAブランドなので、10マイルコース(=還元率1%)にした場合、年間6,600円の移行手数料がかかります。JCBブランドよりも高いのですが。。。
ANA Visa Suicaカードはクレジットカードの年会費を安くするテクニックがあります。それは「マイ・ペイすリボ」に加入することです。一定の金額を超えた場合、リボ払いにするサービスです。
実際にリボ払いになると金利がかなり高くなるので、おすすめしません。ですが、リボ払いになる金額を利用限度額に設定しておけば、実質的に一括払いになります。
マイ・ペイすリボに加入すると2,200円の年会費が、826円に割引されます。移行手数料を考えても維持費は格安となります。
VISAブランドを持ちたい、Suicaをよく使う、維持費を安くしたいということであれば「ANA Visa Suicaカード」がおすすめです。
ANA Visa nimocaカード
国際ブランド | VISA |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
ポイントの種類 | ワールドプレゼントポイント、nimocaポイント |
マイル還元率 | 0.5%(10マイルコース加入で1%) |
対応電子マネー | nimoca |
西鉄電車、西鉄バス、nimoca加盟店をよく利用するなら、「ANA Visa nimocaカード」がおすすめです。nimoca加盟店ならポイント二重取りが可能なのが魅力です。
nicocaはANAマイルへの還元率が高いことでも有名です。多くのポイントではANAマイルへの移行が1ポイント(1円分)=0.5マイルです。ですがnicocaは1ポイント=0.7マイルとなります!一番高い還元率ではないでしょうか。
維持費が安いのも魅力です。年会費は2,200円ですが、マイ・ペイすリボに加入することによって826円まで引き下げることができます(マイ・ペイすリボでの年会費割引について、詳細は上のANA Visa Suicaカードの説明を参考にしてください)。
VISAブランドを持ちたい、nicocaをよく使う、維持費を安くしたいということであれば「ANA Visa nicocaカード」がおすすめです。
ANA ワイドゴールドカード
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
年会費 | 15,400円 |
ポイントの種類 | ワールドプレゼントポイント |
マイル還元率 | 1% |
対応電子マネー | なし |
年会費、移行手数料などを考えると「ANAワイドゴールドカード」も選択肢に入ります。ゴールドカードと言うと、高い年会費がネックとなって、加入をためらう人が多いクレジットカードです。ただし、ANAマイルを貯めるなら、検討してみてもいいですよ。
なぜかと言うと、維持費がかなり安くなるからです。
まずは年会費の割引です。通常15,400円ですが、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細書」を申し込むことで10,450円まで割引を受けることができます。
さらに、一般カードで還元率を上げるときに必要な移行手数料が、ワイドゴールドカードならかかりません。
年会費・移行手数料の比較をしてみましょう。
年会費(割引後) | 10マイルコース移行手数料 | 合計 | |
ANAワイドゴールドカード | 10,450円 | 0円 | 10,450円 |
ソラチカカード | 2,200円 | 5,500円 | 7,700円 |
ANA Visa Suicaカード | 826円 | 6,600円 | 7,426円 |
年間でかかる維持費の差がかなり縮まりました。しかも入会・継続マイルや搭乗ボーナスマイルの付与数・付与率が大きく違ってきます。
入会・継続マイル | 搭乗ボーナスマイル | |
ANAワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% |
ソラチカカード | 1,000マイル | 10% |
ANA Visa Suicaカード | 1,000マイル | 10% |
もちろん、ゴールドカードならではのサービスで、付帯保険の補償上限額が上がったり、空港ラウンジを利用できたり。お得なサービスがたっぷり。
ANAマイルを貯めるならゴールドカードがベスト!という人が多いのもうなずけます。
10マイルコースに加入するべきかどうか
ANAマイルを貯めるときにいつも悩みのタネになるのが、10マイルコースに加入するかどうかです。
10マイルコースに加入すれば、マイル還元率が0.5%から1%に倍増します。しかし、移行手数料がかかります。移行手数料はJCBブランドで5,000円/年度、VISAブランドで6,000円/年度。
還元率が良くなるからと言って、10マイルコースに入ってしまうと、入らないときと比較して実際にコストが高くなることもあります。では、どれくらいなら入る価値があるのか?考えてみます。
(JCBの場合)
年間100万円の利用で5000マイル貯まります。もし、年間100万円を利用するときに10マイルコースに加入すれば、1万マイルが貯まります。
移行手数料5,000円を支払っても損はありません(消費税を除く)。
なので、もし年間100万円以上(月間約83,000円)利用するなら、10マイルコースの方がお得となります。
(Visaの場合)
JCBと同様に考えると、年間120万円以上(月間10万円以上)利用する場合に、10マイルコースがお得となります。
支払いを集中させれば問題なく達成できる金額でしょう。なので、基本的に10マイルコースに加入することをおすすめします。